会社のDCとiDeCo、両方やったらどうなる?
「会社の企業型DCに入ってるんだけど、iDeCoも追加でやれるって聞いたよ。 本当?」
私の知り合いの伊藤さん(53歳・中堅メーカー勤務)から、 こんな相談を受けました。
「会社の企業型DCで月20,000円積み立ててて。 さらにiDeCoも月12,000円追加できるなら、月32,000円の節税枠になるね。 これ、やった方がいいの?」
伊藤さん、よく調べてますね 👏
実は、2022年10月の法改正で、企業型DCとiDeCoの併用が大幅に緩和されました。 シニア前の方には、活用しないと損する制度です。
今日は、その全容を正直にお伝えします。
🎯 まず復習:2種類の確定拠出年金
確定拠出年金には2種類あることはDay 9で解説しました。
① iDeCo(個人型確定拠出年金)
自分で加入する
自分で掛け金を払う
自分で運用先を選ぶ
② 企業型DC(企業型確定拠出年金=401k)
会社が加入する
会社が掛け金を払う(従業員拠出も可能)
商品は会社が用意、運用は自分で選ぶ
両方できる時代になったのが、2022年10月以降の大きな変化です 💡
📌 企業型DC + iDeCo の併用ルール
2022年10月の法改正で、こう変わりました。
改正前(2022年9月まで):
会社の規約で「iDeCo併用可」と決まっていないと不可
実際に併用できる会社は約30%
多くの会社員が併用できなかった
改正後(2022年10月から):
原則として、ほぼ全員が併用可能
会社の規約に関係なく加入できる
約3,000万人の会社員に恩恵
「ぼ、僕も対象なんだね!」と伊藤さん。
そうです。 多くのシニア前の方が、まだ知らずに損をしている状態なんです 😱
📊 企業型DC + iDeCoの掛け金上限
ここがちょっと複雑なので、整理しましょう。
ケース①:企業型DCのみの会社員(他の企業年金なし)
企業型DC:月55,000円まで
iDeCo:月20,000円まで(企業型DCを含めて月55,000円以内)
ケース②:企業型DC + 確定給付企業年金(DB)ありの会社員
企業型DC:月27,500円まで
iDeCo:月12,000円まで(合計月27,500円以内)
「数字、複雑だね…」と伊藤さん。
シンプルに言うと:
企業型DCのみの方:iDeCo月20,000円追加可能
DC + DBの方:iDeCo月12,000円追加可能
💴 伊藤さんのケースで計算
伊藤さんの状況:
53歳・中堅メーカー勤務(年収650万円)
企業型DC:会社拠出 月20,000円
確定給付企業年金(DB)もあり
iDeCo:まだ未加入
伊藤さんがiDeCo月12,000円を追加する場合:
年間iDeCo積立:144,000円
節税効果(年収650万円・税率30%):約43,200円/年
60歳まで7年間継続:約30万円の節税
「30万円の節税…結構大きいな」と伊藤さん。
📊 さらに7年運用したらどうなるか?
iDeCoで運用も加えて計算してみます。
月12,000円・7年積立・年5%運用:
積立額合計:1,008,000円
運用利回り加算:約120万円
元本 + 運用益:約180万円
さらに節税効果30万円を含めると:
実質的な手取り効果:約210万円
「7年で210万円…iDeCo追加するだけでこれだけ違うんだ」
そうなんです 💡
これが企業型DC + iDeCo併用の力です 💪
⚠️ でも、シニア前の方が陥りやすい「3つの落とし穴」
伊藤さんに、私はこう注意しました。
落とし穴①:会社のDC商品ラインナップが悪い
会社の企業型DCは、用意された商品から選ぶしかありません。
信託報酬1.5〜2%の高コスト商品ばかり
低コストインデックス投信がない
結果、長期で500万円以上の運用差
落とし穴②:iDeCo口座で同じような商品を選んでしまう
企業型DCとiDeCoで同じ商品を選ぶと、リスク分散にならない。
例:両方とも米国株式ファンドだけ
米国市場暴落時にダブルパンチ
落とし穴③:出口で退職金と合算課税
これはDay 11で解説した通り:
退職金 + 企業型DC + iDeCo一時金 = 退職所得
合計が大きいと、税金で数百万円の損失
「全部、避けたい落とし穴だね…」と伊藤さん。
そうです。 併用は便利ですが、戦略が必要なんです 🎯
🎯 賢い「企業型DC + iDeCo」の使い方
伊藤さんに、こんなアドバイスをしました。
コツ①:企業型DCとiDeCoで「役割分担」
企業型DC:会社の商品の中から、最も低コストなものを選ぶ
iDeCo:自分で信託報酬0.1%以下のインデックス投信を選択
両者で資産クラスを分散(日本株、米国株、世界株、債券など)
コツ②:iDeCoの掛け金は「無理しない金額」
月12,000円~20,000円が上限
60歳まで引き出せないので、生活に支障ない範囲で
「節税効果が大きいから」と無理は禁物
コツ③:出口戦略を5年前から検討
退職金 + 企業型DC + iDeCoの合計を計算
退職所得控除を超えそうなら、受取タイミングをずらす
5年前から準備しないと、節税のチャンスを逃す
📌 「企業型DC内の商品、変えられないの?」
伊藤さんが、もう一つ気になっていることを質問しました。
「会社のDC商品、高コストばかりで不満なんだ。 自分で他の業者で運用したいけど、できないよね?」
そうなんです。 企業型DCは、会社が決めた金融機関の商品しか選べません。
でも、解決策があります。
解決策①:iDeCo部分を最大限活用
企業型DCはやむを得ず会社の商品を選ぶ
iDeCoは自分で選べる金融機関で、低コスト商品を厳選
iDeCoが「自由な運用枠」になる
解決策②:退職金を運用する「未来の準備」
60〜65歳で退職時に、退職金 + 企業型DC を一時金で受取
そこから自分の好きな運用先で運用開始
退職後の運用設計が、本当の自由運用
「なるほど、退職後が本番なんだね」と伊藤さん。
そうです。 シニアの本当の運用は、退職後に始まるんです 🚀
💡 退職後の運用、シニアの選択肢
退職後の運用、シニアの方には、こんな選択肢があります。
選択肢①:安全資産(預金・国債)
元本保証
50%程度に留める
インフレに弱いのが弱点
選択肢②:インデックス投信
低コストで長期運用
30%程度が目安
自分で金融機関を選べる
選択肢③:高配当株・J-REIT
月の配当・分配金収入
インフレに強い
年金の補完に最適
選択肢④:CFD・バイナリーなど方向性予測型運用
24時間取引可能
自制力次第で年5〜10%
退職後の自由時間を活かす
ここで重要なのは、業者選びです。
🔒 業者選びの絶対ルール ─「許可」と「実績」の確認
2010年代の「バイナリーブーム」では、無許可の海外業者が乱立して、 多くのシニアが痛い思いをされました。
「出金できない」「業者が突然消えた」… そういう被害が年間1,000件以上ありました 😢
でも今は、環境が大きく変わっています。
正規許可がある業者の例:
日本金融庁登録の業者
英国FCAライセンス
キプロスCySECライセンス
オーストラリアASICライセンス
セーシェルFSAライセンス
重要なのは「日本の許可かどうか」ではありません。
外国法人でも、正規ライセンスがあり、運営実績があり、利用者の口コミを見て判断できれば、十分信頼できるんです。
逆に、許可なし・実績不明・口コミも見られない業者は、 どんなに利回りが良くても避ける。 これがシニア運用の鉄則です 🔒
📌 「企業型DC + iDeCo + 退職後の運用、設計が難しい…」
伊藤さんが、本音を漏らしました。
「現役中の企業型DC + iDeCo、退職後の運用先選び、 すべて一人で設計するのは大変だ。 全部、相談に乗ってくれる相手がほしい」
これ、シニア前の本音だと思います 😅
特に50代の方には:
会社の企業型DC、商品選択が難しい
iDeCo追加加入の判断が必要
退職金の出口戦略を5年前から準備
退職後の運用先を選ぶ自信がない
これら全てを、自分一人で判断するのは大変です。
🎯 「無料の運用先マッチングサービス」を活用するシニアが増えている
最近、シニア前の方の間で人気が出ているのが、 「無料の運用先マッチングサービス」です。
このサービスの特徴:
完全無料で利用可能
自分の状況(企業型DC・iDeCo・退職予定)を伝えるだけ
現役中の運用 + 退職後の運用先を中立的にマッチング
正規許可業者だけを厳選紹介
運営実績・利用者の口コミも確認済み
強引な勧誘なし、自分のペースで検討可能
「企業型DCの相談も、退職後の運用相談もまとめてできるんだ」と伊藤さん。
シニア前の方にとって、プロの目線で長期設計を支援してもらえるのは、 本当に貴重です 💡
✅ まとめ
2022年10月の法改正で、企業型DC + iDeCo の併用が大幅緩和。 シニア前の会社員は、活用しないと損する制度です。
併用のポイント:
企業型DCのみの方:iDeCo月20,000円まで追加可能
DC + DBの方:iDeCo月12,000円まで追加可能
7年継続で最大210万円の手取り効果(節税 + 運用)
注意点:
商品ラインナップで役割分担を
出口戦略は5年以上前から計画
退職後の運用先選びこそ、本当の運用設計
そして、運用先選びで最も大切なのは、 「正規の許可がある業者」+「運営実績」+「利用者の口コミ」で判断すること。
🎯 シニア前の方におすすめのマッチングサービス
シニア前の方の間で評判の良い無料サービスとして、 「大安ブリッジ(大安ブリッジ)」があります。
完全無料で利用可能
企業型DC・iDeCo・退職後の運用相談に対応
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「現役中のiDeCo追加 + 退職後の運用、まとめて相談したい」 「企業型DCの商品選択も含めて、長期設計したい」 というシニア前の方に、特におすすめです 👏
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